
今回
帰国して
一番
びっくり
だったのが
妹の別居
だった
前々から
いろいろと
お姑さんと
同居の
彼女には
人には
言えない
悩みも多く
あったようだ
ただ、今回の別居は話を聞けば聞くほど
憤懣やるかたない事実のオンパレードで
そんなドラマで起こるようなことが
実際に起こってしまうものなのかと
かなり驚いた
妹には何も落ち度はなく、きっかけを作った
妹の夫はただひたすら彼女に謝罪している
そして20年間いろいろな我慢を重ねていた
妹に最終的にそういう事実が暴露されて
結果、彼女が一人家を出ることになった
というのはどう受け止めたらいいのかなあ
と、マレーシアの姉は繰り返し考えた
ただし、一つ言えるのが、自分は一人身で
ずっと一人ぼっちでいるけれども
決して不幸ではない
むしろ、何かを決めるときには自分一人で
簡単に決められるので、自分の性格を
理解した上では最高の条件を生きていると思う
だから、彼女が一人暮らしを始めていても
それが不幸な選択とは思わないし、
いい息抜きになるだろうと思った
一人暮らしはかなり楽しいよ、と
そして、彼女の日々の頑張りに対し、
周囲の人もとても彼女を高評価してくれていて
彼女はもともと派遣社員だったのだが、
40を超えてから始めたその営業事務の仕事で
能力を認められて正社員になった
この不況時に相当なことである
だから、派遣社員であれば思いきれなかった
別居も、比較的実現しやすかったらしい
彼女が送ってくれた新居の写真を見て
なんとなく彼女らしいなと思った
このカフェみたいな部屋が、彼女の傷を
少しでも癒してくれますようにと
何もできないけれどもマレーシアの空の下で
祈ってみた
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