気をつかわなくて済むということ


クアラルンプール

に帰って

きた

 

帰って

くるなり、

空港の

入国審査

ですら

適当で

 

何もかもが笑って流して

しまわれる感じなので、大いにホッとした

 

食べ物は辛くて砂糖たっぷりで

油もたっぷり、胃が悪くなること請け合いだが

 

それでもそれを補って余りあるのが

この国の適当さ加減である

 

うちの犬の大概な寝姿

 

今回日本に帰って改めて感じたが

国に余裕がないので、若い人が

ものすごくこき使われていて殺伐としていた

 

あと、若い女の子はともかく

いそふらぼん世代になると、日本では

男性が結構邪険に扱ってくることに吃驚した

 

日本では男性が女性を大事にしないと

皆が話していて、そうかなあ?と思っていたが

実際今回の帰国で強く実感した

 

「女の方が強いのに、なんで女に

やさしくしてやる必要あんだよ?」

という感じのオーラがどんよりと漂っていた

 

マレーシアでも、妹手摘ドクダミ茶でデトックス

 

田舎のタクシーの運転手さんは

さほどでもなく、うちの七十代の母にも

優しく丁寧に対応していたので

決めつけちゃいけない!と思ったが、

 

どこに行っても女性の方が不満がなさそうに

ぱきぱき働いているのに対し

 

JR職員でさえ男性は

「私それどころじゃないんです」

といった余裕のなさを前面に押し出していたのが

印象的だった

 

 

一所懸命事故の穴埋めをすべく奔走し

時間通りのダイヤに戻しても

褒められるどころかけなされ、

 

ろくに調べもせずに何でもかんでも

訊いてくる乗客を相手に、

新幹線が止まった翌朝も

朗らかに仕事しろという方がまあ無理である

 

あんなに人に気を遣う民族なのに、生活環境は

狭くて人とすれ違うのもギリギリだったりするし

住宅環境は悪くて隣家の人声は筒抜けだし

物価は高くて福利厚生は先進国としては遅れてる

疲れないはずがないのだ

 

マレーシアもそんなに潤っているわけではないが

楽しもうという国民性がある

何かあっても互いを責め合おうとはしないので

基本、優しいお国柄である

 

空港でWifiの返却カウンターを探していたら

「何探しているの?」と

何人もの人が夜中0時を回っていて、仕事中でも

助けてくれようとする

 

日本にも、そんな昭和のころみたいな

元気をもう一度与えてほしい、と本気で思った

今回の帰国だった

 

 

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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