
このところ、
ずっと
この曲を
聴き続け
ている
マレーシアは
今の季節、
夕方には
必ず雨が
降るが
雨期だけ
あって
気温が
低くて肌寒い日が続いている
そんな雨の中で日本の降り続く雨よりは
まだこの、ざーーっと降って
さっと上がる感じの方がいいや
と思っていたのが、だんだん、
日本の雨の感じが懐かしい
清潔で静かな感じが恋しい
そう思えてきたのだった
宇多田ヒカルのこの歌を聞くと
ただの歌のはずなのに
なにか湿気のようなものを感じるし
日本語のすごさ、
彼女択んだ言葉の美しさに圧倒される
海外にいて聴くと
もう、ぞっとするほどの再現力に感じ入る
日本の雨のあの、気持ちが滅入る感じを
よくもこう歌に込められるものだと思う
お母様の藤圭子さんのことを歌っていると
知ると、そこにまたこの歌の
重さの真実味が加えられるし
彼女のこれまでの闇を思って
なおのこと、この曲の尊さがわかる
自分は感じることしかできない、
生み出すことはできないのだけれど
こんなすごい日本語の歌を作り出せる
日本人がいてよかったと思うし
それを解する日本人に生まれてよかった
そしてPVがまたすごい
これでもかというほどの表現力
歌だけで、曲だけで十二分の感動なのに
よくもこれだけ、歌や曲を損なわずに
この世界を再現したものだ
なんだか称賛している自分の言葉が
陳腐にしか思えないので、この辺にしておく
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