ジャパニーズクオリティはもう過去のものだと思う昨今@MR.DIY


日本のものはいいよね、

丈夫だし壊れにくくて

使い勝手がいいよね

 

何度も褒めてもらった

このマレーシアの人達に

 

だが、果たしてそうなのだろうか?

 

自分は最近Mr.DIYに

ぞっこんなので

首をかしげている

 

というのが

この店に行くと

たいていのものは手に入るし、

安いし、

質の悪いものにもこれまで

出会ったことがないからだ

 

もともとマレーシア人の友人が

いつも品の良いものを

使っていて、

便利なグッズを

彼女の車に常備させているので

どこで買ってるの?

と訊いて初めてその店の名を聞いた

 

マレーシアに来れば

あちこちに見つける

便利グッズの店だ

 

DIYというので

初めは専門性が高い店かと

中に入る気もしなかったが、

 

一度足を踏み込んでしまえば

文具あり、

化粧用品あり、

のスーパーみたいな空間である

なかなか楽しい

 

そして、安い

使ってみてもその質は

ダイソー製品と比べ

なんら遜色を感じられない

 

そんなわけで最近は

何か必要なものがあると

Mr.DIYにあるかな?と

探しに行く

 

水漏れしたらシリコンボンド、

壁にフックをつけたくなったら

お助けグッズを探しに

 

なんでもたいてい見つかる

 

マレーシアの人たちは

ある意味大人だし

平和主義者なので

 

自分が日本人だとわかると

日本のいいところを

引き合いに出して

必ず褒めてくれるが、

 

本当に額面通り

受け取っていていいのだろうか?

 

この頃の日本では

みんな我慢しすぎてて

働きすぎていて消耗して

ちっとも余裕がなくて

 

仕事でアイディアをふり絞ったり

情熱を傾けている

余地なんてないんじゃないかと

常々思っていた

 

だから日本の優秀だったメーカーは

軒並み、工場や部門を撤退させていて

80年代のころはもちろん

以前のようには

ゆかなくなってきていると思う

 

マレーシアの人たちは

素直さがある

まだ若い国だし

他所の国の発展を

自国で体験している最中にあるからだ

 

明らかに日本よりは

高みを目指して邁進する

開発力を持っている

 

そんな国の人に

ジャパンクオリティを掲げる

日本の企業はもういないと信じたいが、

 

中国系の企業は明らかに

日本の製品を装って

日本語を入れた製品を

それ風に売りさばいている

 

以前はやれやれと

失笑していたが

まだそんな企業がいるうちは華

 

日本の製品がまだよいと

思われている証拠なんだなあと

しみじみ感じる

 

一歩日本を出ることで

日本の現況を

感じることが

多々ある今日この頃…

 

 

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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