
マレーシアに来たばかりの時
初めの一年は仕事場の食事が
毎日の食事のメインだった
昼の食事もだが、
遅番の仕事の時は
夕食も食べられるので
1日2食は賄える感じだった
野菜もたっぷり
生野菜も温野菜も取れて
肉も食べられるので
不満はなかったけれど
一つ疑問だったのが
肉料理は必ず鳥がメイン
という点だった
その職場では三種の肉の中から
一種類選べるようになっていた
でもみな鶏を大抵選んでいるような
印象があった
マレーシアの人は
鶏肉好きだとよく聞くが
好きというより無難だから
だろうと思っていた
ムスリムは豚を食べないし
インド人は牛を食べない
だから自然、鶏肉
魚もあるけど
しっかり加熱するために
揚げ物になるから
みんな鳥の方を選ぶ
やっぱり、鶏がすきなんだね
ということになってしまう
たまにラムという選択肢もあるが、
独特のニオイがあるので
好みは分かれるところ
自分の場合、鶏肉に飽きて
なんとなくラムが出るときは
ラムを頼んでいたら
ラムが好きになった
で、鶏肉以外のものがある時は
なんとなく珍しいものを選択、
それを繰り返して一巡していたら
当たり前ながら鶏肉に戻る
のであった
そうしてみると、
鶏肉は柔らかくて
どこか日本とは違って
力があるような気もする
いずれにしても
やっぱり万国の人に
優しい食べ物という気
がするなあ!
と鶏を見直してしまうのが
マレーシアでの食事なのだ
名物のチキンライス(イポー発祥)は
やはり美味しいと思う
マレーシアに来たら
チェーン店のでいいから
絶対一度は食べて欲しい
鶏ガラスープの美味しい店は
大抵どこも美味しいけれど
チキンライスの店はどこも
そんなに大差なく美味しいと
感心する
胃が疲れたら、
チキンライスの蒸してある方か、
チキンヌードルなんか
いいんじゃないかな
と、いつもチキンは
遊びに来た友達には
イチオシのマレー料理に
欠かせないのである
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