
パーティなんて言ったって
まあ、ただの集まり、と
いうわけなんですよね
というのが
日本のパーティだと思っていた
会社のパーティに参加してみたら
いつもの同僚が全くの別人に
変身していた
そんな経験は日本では
レアだと思う
だが、マレーシアではあるのだと
痛感したのが、会社の
annual dinner event でのことだった
何の気なしに
ちょっと綺麗めの格好で
参加しようとしたら
同僚にオウ、コラと止められた
‘レッドカーペットなんですよ!’
セレブじゃあるまいし、
なんのこっちゃと思っていたら、
ホテルのドレッシングルームで
みっちり化粧を施されることになった
同僚は舞台演劇の化粧担当をしていた
セミプロだった
そして、ホテルの会場には
なんとプロの写真家が
写真撮影を行うステージまで用意されて、
即時写真たて付きのプリントが
もらえるブースまで設えてあったのだ
もちろん、レッドカーペットも
敷かれてあった
みっちりメイクアップしてもらって
良かったと心から思ったのは、
そんな雰囲気の中、
同僚がヘアスタイリストのもとで
髪を作ってから
会場に出向いていたのを知り、
彼らが本人と確認できないほどに
出来上がっていたのを
目の当たりにした時である。
男性もタイを着用していたり、
化粧して別人になっていた
これには本当に驚いた
無礼講ってこういうことなんだと。
そして、大規模な仕掛けのもとに
一般人がセレブに変身する
絶好の機会なのだと…
日本人も、たまには
こういうのに乗っかって
楽しんでみても
バチは当たらないんじゃないかな
と思った一日だった
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