暑い国で熱い茶を飲み、ホット(スパイシー)な食事を@マレーシア


マレーシアに来る前、

冬がつらくて仕方なかった

 

冷え性である

 

女性にとって健康を管理するうえで

何が大切って、

体を温めることに他ならないだろう

 

自分はあまり風邪をひく方ではないが、

冷えからくる肩こりや頭痛には

ひどく悩まされてきた

 

どちらかといえば

冬の方が情緒があって好きなのだが、

 

そんなことを言ってはいられないくらい

寒さで胃腸が強張って

お通じもスムーズにいかなくなるし、

肌の調子も不調になるし、

身体を温め続けられたらいいのにな

と日本にいるときは思っていた

 

一役かったのは

ヨガとウォーキングだが、

それにしたって一過性で

すぐに底冷えを始めるのが

日本の冬なのだ

 

この不調をすっかり忘れていたのは、

この国に来て二年目、

甘いものを食べるのに躊躇

しなくなったことに気づいた頃だ

 

日本では甘いものを食べた途端

身体が冷えて、下手すると

そのまま喉の痛みを覚えて

風邪をひいているのを感じていた

 

ショウガ湯に砂糖なんてとんでもない

砂糖は体を冷やす!

飲み物に砂糖を一切入れなかったのは

思い起こせばそんな理由からだった

 

自分はどうも漢方であるところの

水毒を持つ体であるらしく、

ものすごく身体に水を溜め込み

冷えを持つ体質らしい

 

ちなみに入浴の後

2,3kgほどもいきなり体重が減る

つまり、汗を2,3リットルほども

かくというわけである

 

それは偏に

甘いもの好き、

大食漢

暴飲暴食気味

な生活習慣からきていたようだ

 

それが今、

かなり緩和してきている

 

これはもう、

この南国での生活によるところ

が大きいだろう

 

日本にいるときは

常夏の国に行くのが憂鬱だったが、

身体の冷えが解消してきてからは

南国に住む者らしく、

気分はかなり前向きになった気がする

 

恐るべき常夏効果である

 

この国の人たちは

甘いものを好む傾向があるが、

それはカラダを冷やすためでもあるのだ

 

そして血糖値が上がることで

暑さで失った食欲を高め、

スパイスで刺激し、

胃腸を傷め、

また砂糖とスパイスで

食欲を増強し、胃腸を傷める

という輪廻が延々と続くのだ

 

不健康だろうか?

彼らはおいしそうに食し、飲み、

つやつやとした肌で

幸せそうに見える

 

自分には彼らが

到底不健康には見えないのである

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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