犬ごときにお金をかけるなんて@マレーシア


湿気と暑さ

 

水が日本ほど

綺麗ではない

 

とくれば、

通年

マルガリータ

(丸刈り)が

最適

という結論

に達した次第

 

でも、腐ってもプードルな

愛犬ダコタのプライドを

キープするため、

足先と尻尾の先だけ

毛を残す日本人飼い主

 

 

なんのことか?

犬のトリミングのハナシだ

 

あと、もう一つ

理由がある

 

ある朝何の気なしに

愛犬ダコタの体についた

ゴミを指でつまんでいて

見てみたところ

丸々太ったダニだったという…

 

こんな経験を2回繰り返した末

カットサロンを

転々とすることになった

 

なぜなら、以前の店では

カットから帰ってくると

決まってダニやノミが付いて

来てることに気づいたからだ

シャンプーもしたのに何で?

である

 

その店の評価をネットで調べたら

 

私のかわい子ちゃんにダニが

付いてた、キーーー!

みたいなコメントがあって、

 

それ以上に

ダコタがその店に行くのが嫌い

なのがずっと気になっていたのだ

 

ダコタの耳を拭こうとすると

すごく嫌がるようになって

よくよくみたら

耳にかさぶたができていた

よほど力任せに耳掃除しないと

ここまではならないな

ということが二回続いた

 

耳を触ろうとすると

何もしてないのに

キャン!と痛がるような声で

鳴いたので、

 

鈍感な飼い主もようやく

これは決定的だな、と

別の店を探し始めた

 

新しい店は人間様も

靴を脱いで上がるような

清潔な店だったし、

他の犬もどこか楽しそうだった

 

ダコタが帰る時様子を見ていると

今までカットされていた場所を

覗き込む仕草すら見せた

 

ダコタは怖がりで愛想がないので

こういう仕草を見せるのは

珍しいことだった

 

他の飼い主にも

「ウチの子はここにくるのが大好きなの」

と言われた

 

それでしばらく通うことにした

 

あまり差別的なことは言いたくないが

カットサロンに従事している人には

インドネシアから来た人が多い

 

彼らは家族を養うために

仕事を選ばず、肉体労働を中心に

日々の糧を得ている

 

そういう人たちには

お金を払って「犬畜生」の

シャンプーやトリミングをしたり

病院にお金をかけたりすることは

到底理解できないのだ

 

実際そんなふうに直接言われたこともある

 

でも、彼らは飼い主には愛想がいいし

どんなふうに犬を扱っているかなんて

一見してわかるものじゃない

 

飼い主がきちんと選んでいかないと

いけないのだ

 

家族を守るために

 

 

で、今の店は

中国系のマレーシア人の女性が

経営してるサロン

 

彼らは犬を可愛がる文化において

日本人の気持ちがもっとも理解

できると言っていい

 

かといって、

犬にスパとか特別なことを

させたいわけでもないから

必要最低限をしてくれれば

御の字なのだ

 

シャンプー、カット

爪と耳の手入れ

フルグルーミングで

85リンギット(2500円程度)

 

いい場所を見つけたと思う

 

ダコタが嫌がらなくなるまで

通うだろう

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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