犬にガンが見つかる20@マレーシア


首の腫瘍は

犬の食欲につれて

大きくなったり

小さくなった

りしていた

 

犬が食欲を増し

ものすごい勢いで

食べたりした1日は

 

「このまま回復してくれたらいいなあ」

と何度も思うのだが

 

残念ながら翌日には腫瘍が

心なしか大きくなり、

それにつれて

犬は元気をなくしている

 

そんなことの繰り返しだった

 

もう少し食べれるように

なるといいなあ

 

そんな風に思っていたのとは別に

足が覚束なくなり

じっとしている事が多くなり

 

いつかもう少し歩けるようになるかな

と思っていたが、

期待とは裏腹に自発的に動ける

ようにはならなかった

 

トイレには律儀に自分で行こうとして

疲れた体に鞭打って移動していた

 

かわいそうになあ、

と思いながら

 

運動はした方がいいからな

とそんなふうに思ったり

 

一生懸命トイレトレーニングの

ルールを守っている様子が

まだ微笑ましく感じられもした

 

また、水を大量に飲みたがるので

水飲みボウルにたくさんの水を

入れてビタミンCやEM菌を混ぜていた

 

しかし、この酸っぱい味が嫌だったのか

バスルームの濡れた床をこっそり舐めたり

コンドミニアムの中庭の噴水の水を

飲みたがるのが見受けられたので

 

とうとう水にビタミンCを混ぜるのを

やめてしまった

 

食べたいものを、飲みたいものを

思いっきり楽しませたい

 

ただそう思った

 

だんだん彼女の首が座らなくなり

普通に体を起こしている事が

困難になった頃、それは突然起きた

 

彼女の首の腫瘍が破裂したのだった

 

下記、閲覧注意

 

 

 

 

 

 

 

 

以前、検査のために

切開した首の傷が

腫瘍の膨張により開いてしまい

 

膿みと出血がいきなり起こった

と言う感じだった

 

急いで医者に連絡を取るが

翌日来いという回答だったため

 

消毒と膿みをできるだけ拭き取るという

作業をくりかえして

腫瘍はあとかたもなくなくなった

 

内心私はそのことを喜んでいた

 

これで腫瘍がなくなって

少しでも元の元気の良い

状態に近づければと思った

 

 

Martha Kobayashi


この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

メールアドレス

URL

コメント

CAPTCHA


トラックバックURL: 
管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

カテゴリー

ページの先頭へ