犬にガンが見つかる4@マレーシア


病院に

出向いて行って

癌だろうと言われ

 

その後

自分がしたことは

大学病院で

診察することであった

 

なぜなら

腫瘍学で有名な

ドクターがいると

あちこちの先生から

勧められて

いたからである

 

この腫瘍がどういう物なのか

どういう可能性があるのかなど

知っときたいというのが

自分の希望だった

 

それをしないと

先に進めないと思っていた

 

これが自分の丘し犯した最も大きな

間違いの一つであった

 

というのも、日本でなら総じて

対応が早いのでそれもいいと思う

 

しかし、このマレーシアで

それを期待すると結果が出るのに

結局1ヶ月くらいかかるのである

 

 

その間、なすすべもなく

飼い主がただイライラしながら

検査の結果を待っていたら

犬の癌はどんどん進行してしまう

 

結果から言うと、自分の場合

腫瘍の発見から1ヶ月、

何をしたかと言うとただ待っていた

それだけであった

 

予約を取るのに待ち、

検査結果が出るのに2週間待ち

結果が出ないと薬を出さないと

言われて待つことに

 

どれほどのもどかしさを感じることか

想像してみてほしい

 

この犬の病気を通じて

私は初めてマレーシアに来たことを後悔した

 

この待つということが

自分にしか被害の及ばないことならば

如何様にも我慢ができたろうが

 

目の前に苦しんで発熱して

ふうふう言っている犬がいるのに

見ていることしかできないのは

まさに拷問であった

 

次の頁には何をそんなに待たなければ

ならなかったかを書いていく

 

 

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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