犬にガンが見つかる5@マレーシア


犬の腫瘍が

見つかって

 

ホームドクター

であるインド系の

クリニックに

連れて

行ったのが

3日後

 

その時

彼が炎症を

抑えるために

Curamという

抗生剤を

出してくれた

 

その薬は犬の食欲を回復させたので

とてもよく効いていたと思う

 

しかし、3日後訪れた病院で

癌だと分かってから

医者達はこの抗生剤を使うことを

止めた

 

しかし腫瘍に効く何かを

処方してくれるでもなく

 

そのさらに5日後くらいに

大学病院に行きそこでの

検査の結果はさらに5日ほど

待たなければならなかった

 

しかもその間、私は

住んでいた

コンドミニアムの部屋の

上階の騒音に堪えられず

引っ越し予定が迫っていた

 

そんなタスクの積み重なる中で

イヌは確実に弱っているのが分かった

 

日本にいたらすぐに食欲を

改善するために何かしらの処方が

されていたはずなのに

 

このマレーシアではクリニックは

病院からの紹介状(処方箋ともいえる)

がないと薬を出せないというのだ

 

大学病院でやった検査は

大した検査でもないのに

結局こちらから催促して5日後に

ようやく「まずは炎症を抑えることを

勧める」というお粗末な結果を

伝えただけだった

 

 

それをいつものかかりつけの

インド系の医師に伝えたところ

 

「始めに渡した薬があったろう

あれが効く。

でもあの薬は開封して水に混ぜると

1週間しか効かない。

新しいものを渡すからおいで」

という回答がWhatsappで来た

 

しかしほんの30分後に

彼から「叔母が亡くなったので

しばらくクリニックを離れる

悪いけれど助けてやれない」

追って連絡がきた

 

私の地獄の1週間の幕開けだった

 

 

 

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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