生まれて初めて食べられない感覚を味わう


どんなに

熱が

でても、

 

たとえ

吐き気が

あっても、

 

吐いてから

食事をする

という

 

恐ろしい

程の

食い根性

の持ち主

 

それが

自分である

 

先日の日本帰国の際、叔母に

「博多明太子が博多から届いたけど持って帰る?」

と訊かれ、

ほんとうにクアラルンプールに

明太子を持って帰った女である

 

しかし、今回、帰国前からひいていた

風邪がいつまでも引ききらず、

ずっと寒気がしたり、喉や口内に炎症が出たり

していたのだが、

 

帰国後の疲れも伴ってどうにもコントロール

できない状態に陥った

 

まずひどい咳が出てまともに話ができない

そのうち喉が完全にやられて

完全に声が出なくなった

 

普段薬を飲まないのだから、

マレーシアの強めの薬はきっと効くだろう

と思っていたら

夜も眠れないほどの咳で七転八倒の有様だった

 

これはやはり身体に疲れが溜まっていたのに

休ませることなく全力疾走を続けていたからだな

と反省した

 

日本でこんなものばかり食べてるからだ。カレーは身体を冷やします。

 

 

身体は冷え切っても時間がないからと

湯船にも浸かれずただひたすら忙しくしていた

やっぱり自分メンテナンスは必要なんだなと

改めて感じた

 

ちょうどそんな折、体調が絶不調で会社を

休んで犬の散歩をしていた

 

そうしたら、3年ほど前に互いに犬連れで

あったことのある日本人女性に偶然あった

 

話してみると、彼女も

体調が悪くて会社を休んだという

また、彼女も先週日本に帰国して

戻ってきたばかりだという

 

奇遇だなあと思って聴いていたら

彼女はKLに戻ってきたそのタイミングで

カバンの財布などを盗まれてしまったという

そのショックで体調が悪くなった

ということだった

 

いつも自分が普通の乗り降りしている

LRTの駅で起こったことだという

 

自分は全く危機感も緊張感もなく

その駅を毎日利用していたが、

彼女はいつもタクシー利用していたようで

それがはじめてだったようだ

 

友人と一緒だし大丈夫だろうというので

LRTで移動していたら、友人が

「バッグ空いてますよ」と声をかけられたという

 

で、そのバッグに気を取られている間に

彼女の財布が抜き取られたらしい

 

「スリ集団だったようで、

今思えば声をかけてきたのも

グルで囲まれていたんですね」という

 

自分もひったくりにあったりしたけれど

喉元すぎれば熱さを忘れる、で

注意する気持ちが薄れていたかもしれない

 

流石に夜出歩いたりなどはしていないけれど

日本と同じだと思って気が緩んでいた

 

やっぱりここではどうしたって外国人なんだな

と思いながら犬と二人トボトボと散歩にでかける

いそふらぼんであった

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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