
マレーシアには
乾季と雨季がある
乾季は雨季に比べると
雨が少なく
日照時間が長いため
暑くなる
雨季は湿気が多くて
過ごしづらいかと思いきや
意外と涼しくて
楽だという声も
よく聞かれる
でもどちらも共通点としては
夕暮れ時は夕立が降る
それも日本で出くわしたことも
ないほどの激しい雷雨
雷の音は凄まじく、
高層階のオフィスビル
をも揺るがす迫力だ
雨量も半端ではなく
坂道を流れる流れは
小川のように
延々流れる
ひどい時は下水を
流れていくことができなくて
歩道に溢れることすらある
それに対して
何か早急に対処されるかというと
そういうこともなく
放置でじき収まるのを待つ
近隣住民も慣れたもので
溢れた水を足首辺りまで
浸かりながら歩いて行く
自分も一度きちんとした靴を
仕事用にはいていたとき、
こうした冠水に会い、
泣く泣く傘をさしながら
足はずぶ濡れで歩いて
帰ったことがある
綺麗好きな方であれば
発狂したくなるレベルかも
しれない
確かに感染症には
要注意だ
そんなわけで
足元の保護はできないまでも
傘は必ず常備、
鞄に一本は折り畳み傘を
忍ばせておくのが
必至だろうと考える
ちなみに、
いつも持ち歩いていた傘を
うっかり失くしてしまい、
日本から持ってきた傘は
他には長傘だけだったので
折り畳み式のものを
急遽コンビニエンスストアで
購入したことがある
近くに売り場の傘を開いて
試している女性がいたので、
どんな傘かはよくわかった
ボタン式のワンタッチ開閉の傘で
しっかりとした作りの
真っ黒に塗装された骨組みの傘
日本円にして700円程度だったので
購入したが、
壊れそうもないほど
質実剛健なもので意外だった
傘を閉めるときに
かなり力があるのと重い点が
残念といえば残念だが、
よくできていてデザインも良い
と結構感心している
日本の傘がどうかすると
ちゃちに感じる程度には
生地も厚くて避けていないし
色もキレイだと褒められる
そんなわけで意外と
雨降りも辛く感じなくなっているのは
ドシャーン!と盛大に降って
さっさと上がってしまい
長雨になることがないからだろうか
降るタイミングが
読めるようになった最近は
あまり苦にも感じない
マレーシアの雨だ
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