
正直、
マレーシアで
歯医者、
正直言って
期待できないなあ
できれば
行きたくないなあ
位に思っていた
保険もきかないし
削られるのも
苦手だし
子供の時から歯列矯正で歯医者には
散々泣かされてきたのだ
しかし、来週から手術入院で
そこそこに口を開ける機会もあるのに
口の中がえらいことになっているのだ
二つの歯をつなげて作った10万円の
クラウンがデーツを食べているときに
取れてしまい、
いきなりぽかんとそこに暗闇ができた
よく漫画とかで見る歯抜け婆が
そこにいて、なんなのこれと
笑っている場合でないくらい
心が折れる感覚を味わった
考えたら3年間歯医者に行かず
口の中を放置しているのだ
歯医者で一気に治してもらおう
こっちの歯医者は日本みたいに
時間をかけて何回も通院しない
というじゃないか
近場で評判のところはないかなと
思っていたら、バンサーになかなか
日本人にも安心な歯医者
があるようなのでFaceBookから
夜中にメッセージを送ってみた
朝一で返事が来て、やたー、
なんかFBで返事が来るって頼もしい
行ってみよう!と犬の病院の合間に
治療を受けることにした
そしてどういう状況?と訊かれたので
歯が抜けた、と適当に伝えたところ
「抜けた歯を持ってきてね」という
あらかじめそういう連絡がきたことに
とても安心感を覚えた

落ち着いた印象の受付
実際10万円で入れたクラウン、日本では
「一度取れたらそのクラウンは
再利用しません」と言われていた
このクラウンを使えたらありがたいなー
そう思っていたら、クリニックで会った
女性の先生は、
「ブリーチしていれるわね?」
とこともなげに手順を説明してくれた
「まず、こういう茶ばんだ歯をみんな
クリーニングするわね、
そのあと二か所(歯三本分)の欠損を
埋めて、クラウンも嵌めます
別の個所のかけた歯を埋めるわねー」
とてきぱき説明してくれた

この昭和ぽさがツボであった
おお、一応英語は理解できるわ
この先生外国人になれてるなー
スタッフみんな感じのいい女性だし
あたりだあたりだ
喜んでまな板の上の鯉になっていたが
先生の腕は問題なさそうなのだが
自分の口の開け方が足りないうえに
顎が痛くなってきて口を開けていられない
しかし、先生はうまいこと
上下の歯を交代にやるなどして
口の開け方を工夫して
くれているようだった
今回、かなりなさけない口の中で
とにかく茶ばんだ歯が
みすぼらしかったのだが
きれいに色を落としてもらい、
虫歯も治療、
白いかぶせ物で補ってもらい
目立つ問題個所は全部きれいに
してもらえた
最後にお会計を訊いたら1100リンギ
大体三万円といったところか
これだけ早く、でも丁寧に
治療してもらって保険なしで
この値段なら妥当だと思った

冷房がキンキンに入ってなくて心地よい
先生も鏡で見せてくれれば
その場でめちゃくちゃほめちぎったのに、
治療後そういうこともせず
うちに帰って一人感嘆する患者、
いそふらぼんなのであった
もっと早く行っておけば良かった
しかし、驚愕の事実判明
「半年先まで予約一杯」らしい!
よくもぐりこめたことだよ・・
ラッキー・・・・
☟そんな名医
※メインドクターは男性です
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