
マレーシア
4年目にして
今更こんなこと
やってんのね
と切なく
なるのだが、
花の金曜日、
うちに帰ったら
いきなり
水が出なく
なっている
という驚愕
の事態に
今までも水が出ないことはあったので
断水かと思ったが、そうすると
周りがてんやわんやの騒ぎになるのに
これがならない
同じコンドの友人に訊いても
「そんな話は聞いていない」というので
自分にのみ起こっている悲劇らしい
まあ、朝にならなきゃどうしようもないな
と緩く構えていた
ありがたいことに、ブロックのG階に
リノベーション済みのきれいなサウナと
シャワールームがあるので、とりあえず
入浴に問題は生じない

清潔って素晴らしい!
朝早起きでその共有シャワーを浴びてから
土曜日は午前中のみ開いている管理オフィスに
状況を聴きに行ったところ、
「水道局(SYABAS)には
支払いが滞っているので止めたと聞いてる」
というではないか!
実は過去2年半ほどポストに入るはずの
請求書のスリップが全く入ってこないので
オーナーが払う契約だったかと思い込んで
しまっていたのだが(←ここ、超甘)
二年半も放置しておいていきなり
水道を止めてきたということなのだ
払いますよ、でも請求書も入っていないのに
どこに払えっつうのよとSYABASに電話
「電話混んでます。このまま待つなら2押して」
というアナウンスを何回もやり過ごし、
その都度2を押して待つこと10分、
ようやく通話に至るが
「月曜にSYABASオフィスに来て払い込んで」
「文句があるならSYABASに月曜日に言って」の
一点張りである
土日は対応しないというのだ
こちとら仕事があるのにだ
まだまだあるあるマレーシア〜、と思いつつ
「請求書がないのでどう払えばいいかも
わかんないのよ。何で払うのが一番対応早いの?」
と訊くとJomPayだという
払い先がわからんわ!と訊くと
アカウント番号を伝えてきた
まあ、これで払い先は何とかなるかなあ
とだるれん、と構える
ここに至るまであちこちに連絡して
英語で説明しまくってるのである
すでに疲労婚倍の体でPCに向かい、
JomPayについて調べる
銀行口座はすでにあるのに、JomPay用に登録をし、紐づけないといけないらしい
当たり前に入力するがなぜかはじかれてしまい
HSBCのJomPayによる支払いは困難、
結局振出しに戻る
そもそもいくら払わないといけないのかすら
今の時点でわからないのである
SYABASのサイトから確認すべきじゃないかと
アクセスしても
「システムまだ使えないの、ごめんー」的
ふざけた画面が出てカスタマーサポート用
のページも使えず
結局、八方塞がりじゃね?と
遠い目になり始めたとき
サイトにアプリの紹介がされていた
iPhoneならAppStoreからアクセスして落とす
アレである
めんどくさい!!!
でも他にできることはないのでダウンロード
あきれたことにまたここで
「2018年12月でサービス終了しました。
こっちのアプリを落としてね」とのメッセージ
どこまでもふざけている
そのアプリを落としてからがまた大変だった
アカウントナンバーのほかにIDなどが多数出てくるが
請求書がないのでどれがどれやらわからない
SYABASの電話で知らされた情報をもとに
あーでもない、こーでもないと
こねくり回すこと30分
ようやく自分のオーナーの名前を確認でき、
入金金額が表示されたので、
そのページの「PAY」というタブを押すと
ようやく銀行(HSBC)が選べ、
認証番号を入れて受付が完了された

HSBCキターー!!
見当違いのところに払ってしまいはしないか
心配だったが、住居表示も確認できたので
ちゃんとできたと信じるしかなかった
何しろ支払いしてから使用ができるように
開栓してくれるまでが絶対長いのだ
はっきり言ってのんびりしている暇はない

アプルーブって書いてあるもん!的幼児化した気分
入金手続きしてから2時間後、
入金が確認できました、というメッセージが
iPhoneに届いた
「ここからが絶対長い」と覚悟を決める
本当に気長にやらないと、この国ではやってゆけない
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