
これは
個人を非難する
ものでも、
笑い話にする
つもりでも
ないが
ものすごく
驚き、また
文化の違い
を感じる一日
だったので
書いて
おこうと思う
会社に移民局に提出する書類を
出しなさいと言われていた自分は
手術後の休みを使って自宅で
パスポートのスキャンをしたりなどして
提出の準備をし、人事課に送った
その日の夕方、その書類に不備が
あることがわかったのである
税務署に出向いて書類の訂正を
行わないと話が進まないことが
わかったので、
今日、出血する傷跡をなだめながら
LRTとGrabを使って税務署に出向いた
前日には会社から出されたEAフォームを
前もって送っておいたので問題ないはず
まあ、1時間もあれば
書類を手にできるだろうと考えていた

頭を抱えたくなる結末が待ってるとも知らず…
(今思うと甘々である。
マレーシアを全くわかっちゃいない)
メールを送っておいたのは前年度、税務署で
対応してもらった女性のメアド宛
返金対応を早々にしてもらえたことを覚えていて
今回も同様に^_^、などと図々しく思っていた
ところが出される書類の数字が違う
訂正をお願いすると、他が違ってくる
という展開になってきたのだ
そして、その都度彼女は奥に引っ込んで
書類を作ってはプリントアウトしてくるが、
今度は自分の名前が違い
挙句の果てに会社名が違うなどということに
発展するのだった
今の時期がラマダン(断食月)であることを
覚えていたが、なめてかかっていた
彼女たちのパフォーマンスが食事を抜くことで
ここまでダメダメになるとは
流石に予測できなかった

税務署職員とのイタチごっこ
彼女も早く切り上げたいらしく
システムのせいにしたり、
「今まで出したものをまとめて提出すれば
移民局もわかってくれるわ」
とまでいうのである
役所の仕事中の人間の発言としては
ありえないことだが、
これは彼女本人の口から実際に
聴いたことばである
しかし、自分も交通費と時間をかけて
わざわざ休みの日にここにきたのである
会社に提出できないようなものを持って帰れない
一旦帰るふりをして他の係官に頼んだが
結局その仕事は長い時間をかけて彼女に
戻ってしまった
そこで彼女に単適に伝えた
「私の名前と会社名を訂正してください。
(これさえできれば私も譲歩します。)」
そして小一時間ほどしてようやく彼女は
プリントアウトした書面を手に
自分のもとに返ってきた
ありがとうと言ってようやくその場を離れたが
すでに来所から3時間ほどが経過していた
何の罰ゲームだろうかと思う
そしてその日の夜はその紙ベースの書面を
自分でPDF加工することに明け暮れるのだった
(そのままでは出せねえわ!)
(はじめからPDFでくれと頼んであったが、
これをまた頼むと余計混乱した彼女が
また新しいミスを勃発させる可能性があった)
そして自分の入院休暇の最後の一日が
霧散していくのであった・・・
ほんとうに、この国は
自分を元気にもするけれど
しおしおのぱーにもしてくれる・・・
コメントフォーム