
本当にあの
CTスキャン
はいったい
何のため
だったのだろう
結局、
飼い主が
どこまで
犬のために
してやれたか
自己満足の
ためでしか
なかったのだ
自虐的に何度かそう考えた
病院も病院で検査結果すら
こちらから催促して
ようやく送ってくる
といったていたらくだったし
送られてきたものを見たら
以前の古いデータだったりして
本当に清々しいほどの
ダメっぷりであった
それなのに医師は
「一刻も早く治療を始めないと
(犬は死んでしまいますよ)」
と言った発破をかけてくるので
始めの診療から結果を出すのに
一月もかけときながら
今更なにを・・・といった
暗澹たる気持ちで
「もう犬の体力を奪うような措置は
行わない事に決めました
従って手術も抗がん剤投与も
行いません」と答えた。
しかし、日本で進められている
免疫細胞移植の処置だけは
気になっていたので
「免疫細胞を増やして回復を早める
治療にだけは関心があるのですが
そちらの病院で導入の実績がありますか?」
とメールで問い合わせたところ
見事なまでにスルーされた
しかしながら免疫を上げて
がんに対抗するという言葉から
助力になれると感じた部分があったらしく
「私の患畜のオーナーで癌の犬のために
カワラダケのサプリメントを米国から
取り寄せた人がいるが犬が亡くなったので
興味があるなら連絡を取れるように
するが?」と言ってきた
ある意味不吉な申し出だなー
と思いながら件の飼い主に連絡をとってみると
「犬は死んでしまったので
サプリメントは返品してしまったよ」
という返事が返ってきた
こういうところもほんとに笑えない
どこまでもマレーシアなのである
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