
ローカルな
食事を
楽しもう
という友人に
車で
連れ出され
中華系の
お店に出向く
友人は相当空腹だったらしく
14時過ぎにようやく食事を始めたときは
途端に元気になっていた
いつも思うが、マレーシアに来た日本人は
初めは物珍しさでマレー系の安い食事を
楽しめるものの、そのうち胃腸に優しい
辛くない中華系の食べ物を食べ始める
日本食やウェスタンフードが
値段的に高いこともあるが、
中華なら日本の中でも
割と馴染んでいる味でもあるし
日本人に親しみやすい要素が多い
野菜が沢山だったり、久しぶりに豚肉が
食べたいときにはありがたいのだ

こういう家族的な雰囲気が嬉しい
そんなわけでHakka Restaurant
Hakkaは客家のことを指し、中国の南東部の
料理のことを指すのだけれど
香港やシンガポール、このマレーシアでも
おなじみの料理だ
友人は中華系ということもあってやはり
中華料理が一番気軽に楽しめるようで
代わりに自分のように異国の人間に気を遣って
「これは食べられる?好き?」
などと好みを訊いてくれるのでとてもありがたい
しかし、自分はここでも失敗をしてしまう
中国茶を砂糖抜きにしてもらうのを忘れたのだ
この国は、
中華系の人もお茶に砂糖を入れて飲むのか!
今更ながら愕然とするしかない
自分は子供の頃から食事をするときの
飲み物が甘いことはまずなかったため、
この国に来て砂糖抜きの飲み物が
出てこないことが何より辛かった
甘いものは好んで食べるくせにと言われても
仕方ないが、長年の習慣で
今更ながら脂っこい料理を砂糖入りのお茶で
流し込むのは苦痛だ
友人は同じお茶を美味しそうに
料理とともに飲み干しているので、
友よ、お前もか!と今更ながら
ため息を付いたことは実は内緒だ
しかし、ちゃっかり今回食事を
ご馳走になり、大満足する自分
なんやかんやで全て美味しく食した
胃腸丈夫な、いそふらぼんなのだった
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