
このところ、
外を歩いて
いると、
曇でも
ないのに
空気が
淀んで
どことなく
暗く感じる
マレーシアでおなじみのヘイズである
とうとう会社の通達にもこのトピックが
上がるようになり、社内メールなどでも
水をたっぷり飲んでデトックスに励めだの
マスクするように、マスクは**で無料提供します
だのと情報提供が行われるようになった

空気も水もとても大事な要素なのに、経済発展の中で置き去りのマレーシア
しかしながら
外でのアクティビティには極力参加するなだの
そこまでの案内がされるようになると
昔漫画で読んだ、
大気汚染がひどくなった未来都市で
「今日は外に出ないほうがいい」と
大人に言われている子供のストーリーを
思い出してしまった
本当に現実でそんなことが起こるんだなあ
と今更ながら思う
もともとヘイズは
インドネシアの焼畑農業の影響が
大きいとされているが、
そもそも交通事情から排気ガス等によるものも
あるだろうなという気がする
自分としてはすっかりなれた気持ちでいたが
道を歩いていると咳をしている人が非常に多いし
自分自身、喉や食道にまで違和感を感じる始末
鼻も刺激を感じやすく、くしゃみがやたら出る
あと、目がシパシパして
やたらにしみるこの感覚と痛み
空気が悪くてそんなことが起こるとは
もはや日常ではない
非常事態である
その一方で、こちらでも福島の事故の
起こした海域の重大な汚染は、
波紋を投げかけている

日本人としては恥ずかしくいたたまれない気持ち
どちらがより深刻か、ジャッジはできないが
日本人がマレーシアの状況を
笑えないのは確かだろう
こんなときは何も考えず朝と夜、
やたら鼻うがいに精を出してしまう
いそふらぼんであった
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