
なんというか、
すべて
英語で
しなくては
ならない
というだけ
でおっくう
になり、
後回しに
したことは
いくつかある
例えば
犬の病院にはいくが
歯医者にはまだ行ってないとか、
犬のヘアサロンにはいくが
耳鼻咽喉科には行ってないとか
プリンターやスキャナーを買っていないのも
その部類に入るかもしれない
何というか今必ずないと困るわけじゃないので
後回しにしたのがあだとなり、
事務処理とかで日本とやり取りするときに
大変困るのが、上記機器がない場合である
家に複合機が一台あると
家に居ながらにして海外との事務やり取りも
何でもできる、というのを
日本で経験してしまっていたので、
もう今更ない生活に戻れないと思っていた
けれどもそこは海外の国際企業に就職したわけなので
会社の設備を使ってどうとでもなっていたわけである
前の会社はみな誰もが知っているIT系有名企業だが、
意外とセキュリティにルーズで、
みんなメール送信しまくりの
コピー、スキャニングしまくりの環境であった
ネットで各種サイトにアクセスして
ログインしては銀行の振込でもなんでもやるし
果てはFACEBOOKの更新までやっていた
なので転職してもまあ、だいたい似たようなもんだろうと
たかをくくっていたのだが、甘かった
次の会社は紙切れ一枚デスクに持ち込むことが許されなかった
実際飴玉を包んでいた紙切れでセキュリティガードに
止められたときは、マジですかと思った
前はYOUTUBEを流しながらお仕事の職場環境だったので
あまりの規則の多さに日本に帰りたくなったほどだ
離席の際は二つのシステムに登録して席を離れるし
1分でも遅れれば大騒ぎする
バカですか?と思った
それはともかく、パスポートのPDF一つとるのに
社内ではできないようになっているのである
会社に提出するために四苦八苦しているのに
これでは本末転倒である
でもしかたないので何とかしのいできた
しかしながら今回はプライベートな用件で
PDFデータを日本に送る必要ができた
うっわー、である
そんなとき、あちこちにプリントサービスを
行っている店を見つけた
これはとりあえずコピーを撮ったりするには
便利そうだというので使ってみた
カラーコピー1枚2リンギという
日本とほぼ同等だから、
マレーシアの感覚でいうとかなりお高い
でも会社はコピー一枚自由に取らせてくれないのである
他に方法はない
ついでに印刷した用紙に記入したやつをPDFデータに
してもらえる?と訊いたところ、
「スキャンしたいのね?もちろんよ」と
気さくな返事だった
メアドを紙に書くように言われ、
PCに入力したアドレスを確認するように言われる
OKならその場でそのアドレスにデータを即送ってくれるので
スマホで受け取った内容をその場で確認できる
そのサービスで1リンギ(30円弱)ぽっきりだった
なんだか人の手を介してやってもらってるだけにすまない、
と思った
そして、こういう人を介したサービスって
コンピューター化しても意外となくならないんじゃないかなと
思った
人間には人間の心がこもったサービスが必要だから
ともかく、100円も出さずに今週のタスクが完了した
ありがたいことである
この国はまだまだ人件費が安い
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