
犬連れ
車旅行
一泊二日
朝五時の
出発を
30分
遅れに
しながらも
車は
渋滞を
迎える
ことなく
(ローカルの友人には規制ラッシュに
あたるのではないかと言われていたのだ)
涼しい中、気持ちよく出発した
どこに行くなども特に決めておらず
朝何時にイポー入りするかによって
決めようといっていたのだが、
スムーズに朝の9時頃にイポー入りしたので
その時間から開園しているケリーズキャッスルに
まずは行ってみることにした
スコットランド人のゴム農園を経営者であった
ウィリアム・ケリー・スミス氏が1915年に
自宅として建てたものだが、完成を見ずに
この大邸宅の主はこの世を去ってしまったそう
しかし、現地の人たちに慕われていた人柄からか
死去の後も屋敷は残されて故人を偲ぶものとなった
そして、このケリーさん、ポルトガルのリスボンで
亡くなったが、心はこの屋敷にあったのか、
未完成の館の中心位置にある回廊では
彼の幽霊が目撃されているという
そんな話が興味あるところだったが、
実際行ってみると噂に違わず
見ごたえのある名所となっていた
まるでヨーロッパにいるかのような錯覚を
起こさせる風景と佇まいながら、
イスラム建築の様式なども取り入れた
女性には特に関心が寄せられるだろう、
ロマンティックな趣の建造物だった
これは亡くなった本人が永住の意思をもって
建てただけのことはある、と思った次第
高台にある屋敷の窓からの景色も素晴らしかったし、
東屋の風情も観光客の自分でさえ居心地よく
感じられるほどだった
関係ないが、屋敷内を4.5キロのプードルを
キャリーバックに隠しつつ、巡るのは
なかなかスリルのあることだった
(マレー系の観光客多し)
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