不浄のものと愛情の間


もともと

誰が

お決めに

なったこと

だろうねえ

 

と、自分は

犬を

不浄の

ものと

される

ことには

断固反対したい一飼い主である

 

思わず電子書籍で買っちゃった。犬くん、かわゆすぎる。

 

↑このワンを見ているだけで癒されてしまう

今日この頃。

 

ああ、マレーシアでもこういうものが発売日に

買えて即読めるなんて、なんて便利なんだろう

 

それはともかくとして、マレーシアでは

イスラム教徒を見ると

犬連れの自分はかなり身構えてしまったりなんかする

 

向こうも出会い頭に遭遇したりすると、本当に

 

ヒッ!!

 

と10センチくらい飛び上がって、気を取り直して

「ああ、ごめんなさい。なんでもないのよ」

なんて謝っている

 

ちっとも何でもなくない反応だったりして

飼い主、割と傷つくのである

 

でも、イスラム教徒は大抵奥ゆかしいし、

控えめでどちらかというと外国人にも

気遣いを見せてくれるほうなので

なんとなく彼らの主義を尊重しようと思う

 

会社のマイクロウェイブにもイスラム教徒用と

そうでない人向けがあり、

そこはみな互いを尊重し、

きちんと気遣いをしつつ使うのだ

 

ハラルとノンハラル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで最近、日本人の友人が

実はムスリムだったと知ってかなり驚いた

 

彼女はインド系のマレーシア人と結婚したので

特にこのムズリム問題とは無縁だと

思っていたのだが、

彼女のご主人の家族はムズリムで、

結婚したとき

やはり改宗する必要があったというのである

 

これはなんとなく知ってはいたが、

インド系の人もムズリムなんてことが

あるのかと驚いたわけである

 

自分の友人のインド系はみな

ヒンズー教徒かキリスト教徒だったので、

そういうものかと思っていたのである

 

じゃ、豚肉とかお酒もダメなの?と

彼女に聞くと

「ううん、私は全然。なんでも食べるー」

と明るい答えが返ってきた

 

割と自由なんだね、というと

彼女は更に驚くことを言った

「彼のお母さんなんて犬、飼ってるもの」

 

これは本当に意外だった

「じゃあ、なめられたりしないようにだけ

気を付けてるの?」

(※犬の口元など、ムスリムは

犬の濡れた部分に触れることを避ける)

 

すると、

「ううん、全然。

『もうスキー!!!』くらいの勢いで

キスとかしてる」というのだ

 

ムスリムもいろいろだと思った

 

他に出会ったパキスタン人のムスリムも

「うちの実家は二匹犬を飼ってる」

と言っていたし、

 

以前ハイキング中にあった日本人女性は

そうと言われなければわからないくらい

身体を覆い隠した、かなり厳格な

イスラム教徒のいでたちだったのだ

 

日本にいるとイスラム教徒は

ものすごく特異な印象があるけれども

実際のところ、世界は広く、

イスラム教徒は相当数存在する

 

日本人のほうが

圧倒的にマイノリティなんだよなあ、

と最近つくづく思うのである

 

 

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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