
なんとなく
Google Maps
で検索して
Cafeを
見つけては
知らない
場所に
出かけて
いくのが
好きだ
以前は
犬も一緒に行けるカフェを
探しては出かけていたが
DogFriendyで検索しても
実際行ってみると
犬OKでなかったり、
情報が古すぎて
参考にできなかったり
するので
犬カフェ限定にしないで
あちこち検索しては
見つけたなりに
片端から出かけていくのが
最近のやり方になった
このカフェもなんとなく
五十路女のノスタルジーを
くすぐってくれそうな予感
があったので出かけて見たところ
見事に子供時代を過ごした
米軍ハウスの趣が残っていた
ドリップコーヒーが一杯
12リンギからとあまり選択の
余地がない店と言えるが

雑味のないドリップコーヒーは、日本人には嬉しい一杯だと思う。
この店は飲み食いをする場所
と言うよりは
読書をしたり、考え事をしたり
今の私のように書き物をしたりに
向いている

ホッとする空間
とても静かで、日本人が
マレーシアの街中で
見つけられる場所としては
非常に稀有な環境なのである
キンキンに冷房の効いた
場所でもなく
かといって屋外のお世辞にも
綺麗と言えない空気を
吸いながら都会の喧騒に
飲み込まれるのでもない
日本人のちょっと安心できる
清潔で穏やかな時間がここにはあって
和やかに過ごせてしまうのだ
尾籠な話で恐縮だが
私の友人で、書店に行くと
便意を催すという女性がいる
彼女のその話が今ひとつ
理解できなかった私だが
この店に来て私は始めて
彼女の言っていたことの意味が
わかった気がした

英語、マレー、中国語の書籍中心
たくさんの書籍に囲まれて
これを端から見ていって
選ぶと考えた途端
腸の蠕動運動が促されたのか
到着し、コーヒーを飲むなり
トイレに行ってしまった
このトイレがまた、
子供時代に住んでいた家に
あったトイレとそっくりで
少しひんやりとした空気感
清潔に整えられた小物を見て
また、懐かしさを覚えて
しまうのだった

室内は靴を脱ぐことになっているあたりも、日本人には嬉しいのだ。
ぼんやり頭を休めるには
最適なカフェ、オススメだ
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