
犬を連れて
マレーシア
にきて
三年目だ
ようやく
慣れてきて
犬と一緒の
移動やコツ
がつかめてきた
それでもすべて順調ということはない
ジャッジするのは一人一人の人間なので
物差しが違う
ある人はOKと言っても
ある人は言葉も交わさずに
拒否することだってある
自分の住んでいるコンドミニアムは
とても古いので、基本的に
動物OKという暗黙の了解がある
そして、うちの犬はちび犬なので
概して可愛がられているといっていい
子供連れのお母さんが
寄ってくることもあるし
赤ん坊がわんわー!と言って喜んで
触ろうとすることさえある
(犬はこの国でも子供には
わんわと呼ばれているように聞こえる
ねこはみゃーとか呼ばれていることが
多いような・・余談だが)
でもエレベーターで犬を抱っこしていて
降りろと言われることはあったし、
まあ、ジャッジするのは個人なので
人によりけりだなと思う
Grabでも絶対に犬と一緒だと伝えては
乗車できない
ここはもう自己責任でキャリーに入れて
黙って載せている

友人の犬はだから、自家用車慣れしている
うちの犬はうんともすんとも言わない
犬なので、まずばれることはないが
Grabの規定で動物は乗車させられない
あらかじめ断るのが礼儀というのは
日本だけの常識だ
知らせないことがお互いにとって
都合がいいこともあるのだ
二年間一度も止められなかったからと
今年、犬をキャリーバッグに入れて
Grabに乗せたら「動物はダメだ」と
男性ドライバーに断られた
まあ、そうだな、自分が悪い
そう思って
「キャンセルします、すみません」
と伝えたら、日本人だと気付いてか
「ダイジョウブ。」と日本語で言われた
先人(の日本人)がいい行いをしているおかげで
こんなふうに、たいてい日本人は
マレーシアでは恩恵を被っている
自分も我が振りなおさねばならないのう、
と犬を通じて教わるマレーシア生活なのであった
追記
こっちの友人の犬が死んだ
突然死んだが苦しんで死ぬこともなかったと
友達は言っていた
こっちの犬たちは、特別猫かわいがりされる
こともないかわりに
構いすぎて延命治療を受けることもないので
長患いがなさそうだ
大抵は、急に「死んだ」と知らされる
日本とは犬の生きざまが違う気がしてならない
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