50歳過ぎて一人でマレーシアで暮らして


今朝は

おそらしい

ほどの

雷雨の

音で

目が

覚めた

 

うちの

のんびり屋

の犬が

飼い主を

前足で

叩いて起こしたりするくらい激しかった

 

建物自体を揺るがすほどの大音響と暴風で

早朝から目が覚め、そのうち六時前のコーランが

聞こえ始めたので

「しまった、寝過ごした!」と飛び起きた

 

 

会社に無事たどり着けるかなあ、

と不安になりながら駅へと急いでいると、

「駅まで?乗っていく?」

と声をかけてくれた車の女性

 

知らない人だ

 

でも同じコンドミニアムの住人で

日本語混じりの挨拶

明らかに日本人びいきの華僑のおばちゃまだ

 

ほめられたことではないが、

こんなふうに呼ばれて

車に乗せてもらうのは始めてではない

 

「助かります!ありがとう!」と早速飛び乗る

(※外国では真似しないでください。

しないでしょうが)

 

日本の話をしばしして、

3分後駅で下ろしてもらった

日本のことを好きな人たちのおかげで、

この国で生活しやすいと感じられる

 

自分の場合、最寄りの駅まで送ってもらえれば

後は駅4つ分LRTで移動するだけで仕事場につける

 

駅直結のビルにあるので本当に便利だ

日本にいるときは片道1時間45分、

ドアトゥドアで2時間の通勤をしていた

 

通勤の費用だって今は一月80リンギ程度、

2000円といったところだ

 

50歳を過ぎて思うのは、人は近道したければ

してもいいんだなということ

 

日本では

「ああしたらいけない、こうしたらいけない」で

見えないルールに疲れ切っていたが、

 

自分で責任取ると決めて決断して出てきたら、

いろんな自由が手に入った

 

他の人にはどうだかわからないが、

自分には最高だった

これからもちろん、

こんなはずじゃなかったと思うことも

起こるのかも知れないけれど、

 

感謝の気持ちは忘れず

生活していこうと思う

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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