犬にガンが見つかる3@マレーシア


その次に

自分が

するべき

ことは

 

病院探し

だった

 

家の近くに

24時間対応の

動物病院が

あるのだが

 

以前、犬を連れて行った際に

検査のために腹部の剃髪をされ

無数の傷を受けて帰ってきた

 

それについて質問すると

病院全体で逆ギレされ

毎回行くたびに違う医師に

診察されるのも嫌だったので

2度と行かないと決めていた

 

それでGoogleで比較的評価の良い

動物病院に行くことに決めた

 

仕事が終わった夕方6時以降しか

犬を連れて行けなかったので

それでも受け入れてもらえるところを

探して出かけて行った

 

それで何をしたいかを聞かれたので

とにかく腫瘍が何なのかを特定したい

と話し、病理検査と血液検査を受けた

 

その場で首の腫れから細胞を取り出し

確認するものだと聞いたが

 

その結果はその日のうちに口頭で、

何の文書も提示されなかった

 

しかしその医師は「癌性のものだと思う」

とはっきりと言った

 

ただ、自分も首のしこりが

なかなか引くことなく、

内部に何かができている感じから

 

この時にはもう覚悟しており

「ああ、やっぱりそうか」

と思っただけだった

 

それよりは、

なぜ犬をそうなるまで

放って置いたのか、

 

なぜもっと早く

気づいてやれなかったのか

自分を責める気持ちの方が

強く重く占めていた

 

詳しい検査は大学病院などで

することをそこでも勧められた

 

原因や詳しい状況がわからないので

致し方ないが、

 

ここでもその首の腫れに処方された

薬などがなかったことに

私はひどくがっかりしていた

 

食欲が少しでも出るように

何かしてやりたいのに

時間と費用がかかるばかりで

治療となることが何もなされない

 

そのことに苛立ちと焦りを

強く感じながら、

その医師はサプリメントと

肝臓の薬を出した

 

そのサプリメントは

「あまくて犬の嗜好性が高いから

食欲が増すと思うわ」

と言われ勧められた物だが

 

癌の犬に糖質を勧めた時点で

私の気持ちはすでにこの病院に

通院する意志を失っていた

 

癌の栄養分になるので

糖質はなるべく取らせない

ようにするのが

人も動物も現代医学の常識である

 

一刻も早く食欲の出るようにしたい

少しでも体力を回復させたい

 

私の思いが全て裏目に出るような

ベクトルができていたように思う

この頃の状況は後から考えても

悲惨だった

 

とにかくその日のうちには

電話がつながらなかったので

大学病院には翌日予約をとった

 


嫌なことを書いておいてこの情報を載せるのはアレだが、この通り評価は良いのである。

飼い主次第、受け止め方次第である。

確かに対応は悪くなかった。

急を要しなくて、言葉が問題なく通じれば、というところであろう。
 

 

Martha Kobayashi


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管理人について

小林雅(まさ)
1967年12月生まれ。
日本人女性
独身
家族:おばあちゃん犬、ダコタ
呼び名:Martha
趣味:ヨガ、ハイキング、スノボ

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