
夏休みの
おばあちゃんち
この国に
来てから
いいなと
思った店には
必ず
ノスタルジックな
印象が
漂っていた
そんな時、
いつも
あ、おばあちゃんちの夏休みだ
私はそう感じていた
このカフェに来た時も
中に入った時のひんやりとした
清潔感や、仄暗さ、
内装のアンティークな感じに
思わずそう感じたのだった
木で出来た椅子や
シンプルなメニュー構成
中にいるお客さんたちの
気やすさや
飾らない日常の雰囲気も
全てが普通で
多分、パサセニでは
特に取り沙汰される特徴を持たない
カフェの部類に入るかもしれない
しかし、いい意味で裏切られた
ここで
「あ、また新しいチーズケーキの開拓だ」
そう思って注文したチーズケーキが
ちょっとビックリだったのである

脳天に突き抜ける?アルコール
それは、チョコレートラムチーズケーキ
だったのだが
一口目は、味もあっさりしていて
さほどクリーミーでもなく
ゼリーのかけらが散りばめられていて
「あんまり好みじゃなかった」
と思った
ところが食べ進むと
このケーキがおそろしく
ラムの効いた太っ腹なケーキ
だということに気づいたのである
「このリキュールの利かせっぷり
は絶対に手作り。。」
そう思った私は一口ごとに
アルコールに浸され、
目眩がするほどのアルコール度数に
心底驚いた
イスラム国家とは思えない暴挙・・
しかし、とても満足のいく
美味しいケーキだった
そして、抹茶ミルクを
砂糖抜きで頼んでいたのだが
この抹茶が「本物!」と思わせるほど
日本で飲む抹茶と遜色なく
風味と香りに満ちていて
ミルクに負けることなく
存在感のある逸品だったのである

氷で薄まってもなお美味しい
純喫茶みたいなカフェに行きたい人
一度絶対、試してみて欲しい
(椅子のタイプから言っても
あまり長居できるカフェ
では無いですが・・・)
結構ファンがいそうなクチコミぶり・・・
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